夏の終わりに想うこと

一年中綺麗な雪を降らせるすのーまんが好きです

Snow Manのクリエに行ってきたよ

行ってきました、シアタークリエ。

昨年までは外野としてしか知らなかった「クリエ」という世界、なんかよくわからんがジュニアとその担当にはすごく大事らしい「クリエ」。去年のクリエ期間はまだデビュー組担だった私ですが、それでもTL上にはその日のセトリやらMCレポやら見学に来た先輩の様子やらが流れてきてました。1年に1度の、お祭りみたいな高揚感がある、らしい。去年のツイログを見たら「Snow ManがMessenger歌ってる。・゚(゚⊃ω⊂゚)゚・。セトリ神すぎ行きたい 」ってなってました。行ってるよ翌年って教えてあげたい。
まあそんなクリエに、初めて行ってきました。ジュニア担として。

一言でいうと、すんんんんんごい楽しかった!!!!マジで!!!これに尽きる!!!

これに尽きるんですが、何がすんげえ楽しかったか、未来の私が振り返ってにやにやできるように噛み砕いて書き記しておこうと思います。レポでもなんでもなくただの感想というか今の私の気持ちです。

Snow Manの岩本照くんに担降りしてから4ヶ月くらい経ちましたが、好きになった当初から「きっとクリエで何かが変わる」と漠然と思ってました。それはひかるくんやSnow Manというグループに対する私のスタンスだったり、私のジャニオタとしての在り方そのものだったり。良くも悪くも変わる気がしてちょっと怖かった。その100倍くらい楽しみだったけど。なんでそう思ったかは分からないですが、ジュニア担をしていれば彼らにとってクリエというものがどれだけ大きいのかというのは少しずつ分かってきます。Snow Manは先輩のバックとして年間すごい数のコンサートや舞台に出演していますが、単独公演は1年に1度のクリエだけ。自分たちがメインで、自分たちが考えた演出・セットリストで自分たちを見に来たお客さんと作るコンサート。そりゃ気合入りますね。この1年彼らが何をしてきたか、成長を披露する場でもあるのかなってちょっと思います。とにかく特別なんです。
だからすごく緊張しました。『今年が勝負』って散々言ってきた彼らがどんな勝負を仕掛けてくるのか怖かった。どうしようって思った。自分がそれをちゃんと受け止められるか分からなかった。すごい楽しくてもすごいつまらなくても辛い気がして、緊張しました。(つまらないかもとは思ってなかったけど)私はひかるくんのこと大好きだしその流れで自ずとすのーまんのことも好きになったけど、でも本当の意味でのジュニア担としての覚悟がなかったというか、良くも悪くも今しか見てないって自覚しているところがあって。簡潔にそして誤解を恐れずに言うと、いついなくなるかわからない人たちのことを信じて好きって言うのが怖かったんです。好きになってしまったのがたまたまジュニアだっただけで、衝動的に降りたのでジュニア担としてどういうスタンスでいくか、っていうのは二の次だったんです。別にただの趣味なんだからそんな深く考えなくてもいいだろ、って思う人もいると思いますが、私にはそう簡単に割り切れない問題でした。

滝沢歌舞伎が千秋楽を迎え浮ついている間に、あっという間に迎えたクリエ。私は5/27のSnow Man公演初日に入りました。前日からふわふわしてて友達に「生きて帰ってこられる自信がない」「そもそもクリエに無事にたどり着けそうにない」などと今考えたら迷惑極まりないLINEを複数人に送りつけ、開演前は緊張でどうにかなるかと思いましたが幕が開けばあっという間です。あっという間に終わってしまいました。無事に生きて帰ってきました。

なんていうかやられたなーって感じです。参りましたって感じです。まんまと彼らのことをもっと好きになって帰ってきちゃいました。彼らが雑誌等で繰り返し言っていた「今年のクリエは『原点回帰』『ザ・アイドル』がテーマ」と言っていた意味が分かった気がします。

記録のためにセトリ貼っておくね。2日目以降変更されたところもありますが、初日のセトリです。いつも思うけどセトリをちゃんとメモしてくれてる人たち、ありがとうお世話になっております。


1.Real DX
2.Seven Journey
3.Lucky Man
4.メンバー紹介ラップ
5.Shake it up
6.キング オブ 男!
7.愛 Check it!
8.仮面
9.Number One! Only One!
10.Heartful Voice
11.離さないで愛(宮舘)
12.黒い朝・白い夜(渡辺)
13.Party Don't Stop(岩本)
14.No More Wait!
15.Summer上々!!(佐久間)
16.Messenger
MC・阿部ちゃん先生のコーナー
17.weeeek(阿部)
18.Bittersweet
19.My life
20.夢物語(阿部深澤)
21.きらめきの彼方へ(渡辺深澤)
22.Get Down(岩本深澤)
23.恋のABO(佐久間深澤)
24.Next Dream(宮舘深澤)
25.WANNA BEEEE!!!
26.HONEY BEAT
27.Finally Over
28.アイノビート -Dance ver.-
29.砂のグラス

EC.SHAKE
EC2.コイゴコロHUNTER


セトリを改めて見てみると、バラード曲ってないんですよね。意図的に入れなかったのかな。それっぽいのはHeartful Voiceとこの瞬間、きっと夢じゃない。Heartful Voiceは自分のソロコーナーで魅せるダンスを封印した佐久間くんがソロでダンスを披露するっていう大事な見せ場があるし、この瞬間〜は本編ラストの曲だし。またこの瞬間〜をラストに持ってくるのがほんっと憎いですよね。何あれずるい。
今回のセトリって割と新規向けだと思っていて、実際今までのクリエだったり先輩のバックで披露した曲+自分たちがついたコンサートで先輩が歌っていた曲が多めで、これまでのSnow Man1時間半でおさらい!みたいな感覚があった。でももちろん毎年来てるような人たちに対する工夫もあって、例えばNo More Wait!はひかるくんのボイスパーカッションから始まるっていうアレンジがあったり、新たに足した曲で新鮮さを出したり。なんか、あ、新規がついてるっていう自覚があるんだなーと思った。新規の私が言うのも変かもしれませんが。そういう敏感さ大事。すき。

なんていうか本当に、すごく楽しかったんだよね。そして彼ら自身が本当に楽しそうだった。これってすごく大事で、これこそがアイドルだと思うんですよ。原点回帰ってどういう意味なのかなって入る前に色々考えたんだけど結局よく分からなくて。確かにセトリだけを見ると馴染みのある曲が多くて「今年はチャレンジ」って言ってたことを踏まえるとどういうこと?ってなるかもしれないけど、「みんなで楽しむ」コンサートにすることが彼らにとってある意味でのチャレンジだったのかなって思いました。Snow Manってアクロバットとダンスが得意で魅せるグループっていうのが共通認識だと思うけど、それをある意味手放したコンサートだったような気がする。もちろんダンスで見せてくれるところはたくさんあったし序盤のアクロバット連発は圧巻だったし、だけどそれ以上にみんなで盛り上がることに重きを置いたのかなと感じました。初日のHONEY BEATがのちにHo!サマーになったりサクラ咲ケになったり二転三転しましたが、私は実際には見てないけど、この3曲はみんなで一緒に踊れる盛り上がる曲っていう意味では同じで、どれが一番いいか試行錯誤したのかな。他にもここ今声出すところ!手挙げるところ!って分かりやすく教えてくれるし煽ってくれるし。彼らはいわゆる舞台班で普段は観客とステージに立つ側とくっきり分かれていてこちらは受け身なことが多いけど、そういう境目をなくしたい、みたいな意志を感じました。
実際去年までのクリエでは「ファンの人が拍手に慣れすぎてて声出しができない」みたいなことが話題になっていたのは外野にいた私も聞いていたし、彼らがキスマイだったりのバックについていた時にも、もっとオタがきゃーきゃーすればいいのになあって当時デビュー組担だった私が思っていたこともありました。

今回は1曲目がリアデラで、まあもうジャニオタなら誰しもが通る曲だし、すの担は足向けて寝られないほどお世話になっている滝翼の曲なので、盛り上がること必至ですよね。2曲目のSeven Journeyも昨年のキスマイツアーのリード曲で、いわふかを除いた4人はバックについていたから最近ファンになった(それこそ私みたいな)人にも割と馴染みのある曲だし。こっちが声出しやすいように一緒に盛り上がりやすいように、っていう彼らなりの工夫を感じる曲順でした。
そしてLucky Manですよ。もうこのイントロはボルテージ上がらざるを得ないっすよ。やばい、ここまでカッコつけて書いてたのにTwitterノリが出てきましたが、Lucky Manは興奮せずにはいられません。本家の嵐でもブチ上げ曲としてコンサートで重宝される曲ですが、櫻井翔ちゃんのラップをひかるくんがやってるんですよ。この謎の感慨深さ。
「When I say ”Snow” U say ”Man”! Snow?」\Man!!!/っていうC&Rが天才的でした…こんなん言うしかないだろ…めーん!ってペンラ振り上げるっしょ…どうにかしてお前らに声を出させてやろうみたいな気持ちがすごい。かっこいい。Lucky Manって振り付けもすごくカッコいいんですけど、歌詞もメロディーも強気でいいんですよね。「Honey 甘い汁を吸いたきゃ 俺についてきな Drive me 天命なんて 人事を尽くさず 勝ち取るのさ」とか。「いま 世界の大玉に乗って転がれ Lucky Man 宝モノを探して ごっそりGet! Get! Getしようぜ!」とか。これを歌ってるSnow Manの勝ち気な感じがまたすごくカッコよかった。

もうここまでの3曲で勝ったも同然でした。ああもう勝ったなって思いました。何にかは分からないけど多分それは、ごちゃごちゃ考えてデビューしてほしいって素直に言葉にできない自分に、もしくはどこかでジュニア担としての踏ん切りがつかない自分にかもしれません。色々あるしこれから何があるか分からないし、でも考えたってしょうがないし、じゃあ楽しもうぜ!!!みたいな彼らにすごく安心した。いっぱい声出して笑ってちょっとだけ涙が出そうになって、でも笑ってた。

3年目の単独公演で彼らがなにを大事にしたかったか、もちろん推測でしかないけど、ファンとひとつになって盛り上がることを選んだなら、なんかぜんぶ信じてついていってみようかなあと思えました。
たくさん先輩のバックについてきて色んなアイドルとファンのかたちを見てきた彼らが思うアイドルが、「ファンのみんなを笑顔にする」っていうド真ん中アイドルだったのが嬉しかった。こうやって会場がひとつになって声出して踊って笑って、普段はキラキラしたアイドルステージよりも職人技が光る舞台仕事が多い彼らだけど『原点』はここなんだなー。彼らが原点回帰としてこういうステージ構成を組んだことが私は自分で思っていたよりも嬉しかったんだなあとこの文章を書きながら改めて思いました。嬉しいし応援したいと素直に思えました。

クリエの10日前に幕を閉じた滝沢歌舞伎、その千秋楽の日に22歳の誕生日を迎えた自担であるひかるくんが、「夢を実現したいと思います。Snow Manでデビューして親孝行したいです」って言ってたけど、「ああ言っちゃったなみんな聞いたからな今この耳で聞いたからな!?」って思ったけど、「つい勢いでなんとなく言っちゃいました」みたいなテンションであんな事をあんな場で言えるような性格ではないことはファンになって日が浅い私にもよく分かるので、彼が、彼らが腹を括るなら私も腹を括ろうと思います。

去年も一昨年もまともにSnow Manを知らなかったけどセトリ見てひいいいってなってて、好きになってからは「この曲を歌うSnow Manを生で見るまで死ねない…」って思ってたけど
って楽しそうに手を叩いて歌う6人を見て強く思いました。

実際デビュー出来るかどうかはもはや二の次で、この子たちがデビューするその日までオタク続けてやるぞって思ってる今の私の気持ちが、この子たちなら夢掴めるかもって思わせてくれる彼らが、その日まで頑張ろうとするその過程が大事。だって私はジュニア担だから。
すごく楽しい。ジュニア担楽しい。Snow Manをひかるくんをあの日見つけた自分よくやった!入る前は色々考えすぎてあんなに具合悪かったけど、すごく晴れ晴れした気持ちでクリエから帰ってこられました。

次はもうちょっと広い会場で、今度はSnow Manをろくに知らないお客さんもたくさんいる中でギラギラしてる6人を見られたらいいな。がんばれすのーまん!